*** 1st week June, 2000 ***

 

         
                Brave(Click for blown-up)                               Poppy
                 

014 ブレイヴの悩み
ブレイヴ: オイ、ちょっと待て。なんでおまえはいっつも自分のオシッコに砂をかけへんの?自己防衛本能ってないのか?隠さずそのままにしてたら、すぐ敵に居場所がバレてまうやろっ!
ぽぴい: ここには敵なんていないよ。ジャングルやサバンナじゃあるまいし。
ブレイヴ: ウ~ン・・・。ほな、エチケット!そう、エチケットの問題やっ!その後入るオレに失礼って思えへんか?
ぽぴい: 全然。だってわざわざあたしがオシッコした後のに入らなくても、他にまだ3つもトイレがあるんだから、他のを使えばいいじゃん。
ブレイヴ: でも、オレはおまえと違て几帳面なとこあるから、たとえ他人のでもこんな風にオシッコ放ったらかしになんかできへんねん!
ぽぴい: ブレ、それはあたしじゃなくて、あんたの問題だわ。じゃ、コレ好きなようにしていいよ。
ブレイヴ: オレ、一生ぽぴいのオシッコに砂かけ続けなあかんのか!?クッソォ~~~ッ!(ザッザッザッザッザッ・・・・!!)

 


*** 2nd week June, 2000 ***

 

   
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015 タ ヌ キ
ぽぴい: ねえ、こないだパールのおじちゃんとおばちゃんね、この近くでタヌキを見たんだって。
ブレイヴ: タヌキィ!?マジィ?イタチだけでは飽きたらず、今度はタヌキまで出てきたか。ぽぴい、オレらとんでもないド田舎に連れて来られたんかもしれんな。
ぽぴい: うん、あたしたち外に出られないから、分かんないけどね。でも、タヌキはタヌキでも化かさない方のタヌキだってパールのおじちゃん言ってたよ。
ブレイヴ: フーッ!取り敢えず、それを聞いて安心したわ・・・。次に出んのはきっとクマやな・・・。

 


*** 3rd week June, 2000 ***

 

   
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016 おばあちゃん
ぽぴい: あたし、先週の8日でとうとう満1歳になったの。
ブレイヴ: へえ、おめでとう。ほな、オレより1と月半、ねーちゃんやね。
ぽぴい: うん。いろいろ説はあるけど、人間で言えば18歳くらいかなあ。でさあ、前から気になってたんだけど、おばあちゃんっていったいいくつなんだろうね?
ブレイヴ: さあ・・・?おまえが1年で18歳やろ?ばあちゃん、おまえの1000倍は老けてるからなあ。待てよ、オレの計算で行くとぉ・・・。えーと・・・、出た、出たっ!181000歳や!
ぽぴい: マジィ?じゃあ、クレオパトラも見たことあるのかなあ?
ブレイヴ: それはどうやろ。ばあちゃん、外国行ったことない、て言うとったで。

 


*** 4th week June, 2000 ***

 

   
                      Poppy                            Brave

 

017 最 高 傑 作
ブレイヴ: ぽぴい、ちょっと来て!ほらっ!
ぽぴい: なにー?ウワッ!ちょっとぉ!ブレ、あんた、おねえちゃんの靴の中にオシッコしたのぉ!?
ブレイヴ: うん、ちなみに今までの最高傑作や。見てみっ!床にも靴の外側にも1滴も漏らさず、しかもなみなみとオシッコしてるやろ?量と方向の決定には技術が要るんやで。
ぽぴい: あら、ホント。靴の外側は全然汚してないね。
ブレイヴ: なっ?これは、技術点・芸術点共に10点満点の作品や!
ぽぴい: う~ん、そう言われてみると・・・。確かに、最高傑作と言えないこともないかも・・・。
ブレイヴ: あっ、ねえちゃん、こっち来た。
おねえさん: ギャ~~~~~ッ!!ブ・レ・イ・ヴーッ!!!
ぽぴい: クスクスッ。可哀想なおねえちゃん!